一人一党党

一人一人の、一人一人による、一人一人のための政治制度を!

次の選挙の政権交代政党の代表に、誰がなるのか予測しよう!

というわけで、民主党代表選の予測市場を早速作りました。
次回の衆議院選挙での現実的な政権交代先として、民主党が復活する可能性は低くないと私は考えます。

勿論、「そんなバカな!」と考える方々も多いと思います。
今回の選挙は、維新の会などの第三極が多数登場しました。
これらの第三極のどれかが成長して、民主党の代わりに次回の衆議院選挙で政権交代を担うはず、と考えるのは当然です。

しかし、2009年の総選挙で壊滅した筈の自民党の、選挙での戦いぶりを思い出して下さい。
既に第三極が多数出馬しているにも拘らず、自民党の一人勝ちです。
準備不足とも言われる第三極ですが、前回衆議院選挙から出馬していたみんなの党を考えれば、「準備不足」は余りにもお粗末です。
日本維新の会」の橋下代表「代行」に言わせれば、
日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は13日、野田佳彦首相が年内に衆院解散に踏み切る意向を固めたことについて「維新が一番弱い、準備ができていない状況。相手が一番弱く、自分たちが一番強いときに『戦』の時期を定めるのは大将として当然だ」と述べた。
橋下氏「戦の大将なら当然」 首相の解散意向に :日本経済新聞 2012/11/13 22:36
準備不足の時に戦うのが、野党の務めなのです。
次回の衆議院総選挙も、政権の警戒する「野党」が準備不足の時期を狙って行われるでしょう。

気になるデータを、遂に私は入手しました(Wikipediaからだけど)。

第46回衆議院総選挙

小選挙区票 得票率 議席
自民 43.0% 237席
民主 22.8 27
維新 11.6 14

比例票
自民 27.6 57
民主 15.9 30
維新 20.3 40

民主と維新の得票率が、比例票と小選挙区票で大きく逆転しています。
小選挙区では、民主の半分の得票率しか得られていません。
いくら小選挙区の半数しか候補者を立てなかったからといっても、元々得票を稼げない所を選んで空白区にしている筈です。
仮に空白区を全て埋めて候補者を2倍にしても、維新の会の得票率は2倍には達せず、依然として民主党の得票率を下回る「第三極」のままです。
政権選択が問われる衆議院では、議席の5/8が小選挙区で争われます。
さらに、小選挙区の地滑り効果によって、議席に占める割合5/8を倍加する大きな変化が生じます。
平たく言えば、小選挙区制の結果で政権が決まります。
維新の会が万全に近い体制だったとしても、単純に自民党を政権から引き摺り下ろすだけなら、民主党に投票する方が近道のままなのです。

このように、次期衆議院選挙でも民主党は大きな役割を担う可能性が高いです。
その党の代表選、注目する価値があると思いませんか?

政治への関心を高め、消極的無党派層を積極的無党派層へ変えるのも、我が党の大事な活動です。

25日追加。
海江田万里経済産業相が代表選で選出されたとのこと。