一人一党党

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反リベラル勢力の分裂選挙?

報道では「"自民党 vs 希望の党"が対立軸」らしい。
が、
・一旦「希望の党」への合流を決めた民進党議員の一部が、民進党本部に先駆けて希望の党への公認申請を拒否する
・「行き場ないリベラル」報道
リベラル票の動きが埋没しきれず、はみ出ている感じがする。
憲法改正世論調査、特に9条については、9条保持派が4割切った覚えがない。
つまり、リベラル票は4割くらいは残存しているのでは?
下手すると、殆どの小選挙区で反リベラル票6割が、自民と希望に3割ずつ分裂して、やっとこさ一人だけ候補者を立てたリベラル候補の得票4割相手に共倒れ。
さてこの「リベラル候補」、支離滅裂の民進党からどれほど出るか疑問。
希望の党から公認を得られる能力者には「リベラル候補」を名乗る資格はない。
残った人材で全小選挙区の半分を民進は埋められるだろうか?
一方、毎度の様に殆どの小選挙区泡沫候補を立てる共産党が、今回に限り候補を立てれないという事はあるだろうか?
そして共産党は、間違いなくリベラルだ。
民進がリベラル候補を立てれなかった、小選挙区の半数は、代わりに共産党が猛威を振るうだろう。
こうなると小選挙区制のダイナミズムが、民進だけでなく共産党にも働く。
共産100議席越えのリスクが、ちょっとした"風"で可能となる。
阿部総理にとっては悪夢以外の何者でもないだろう。
この悪夢を避けるには、自民vs希望の保守分裂を解消するしかない。
小池氏も似たような立場だが、民進解消まで考えた前原氏を参考にするかも。