一人一党党

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androidよ、お前もか! 使用許諾書読破地獄

最近なんとか、コンピュータシステムで食う会社に潜り込んだ。

しかし、Windowsアプリの悉くが、XX社のライセンスへの同意を一々尋ねてくる。
ウイルスバスターを入れたらノートンのライセンス。
富士通のプリンタドライバをいれたら、富士通のドライバライセンス。
インテルのグラフィックスドライバをいれたら、インテルのライセンス。
これらは互いに互換性の考えられていないライセンスだから、一つ一つ読まないといけない。
世の中のWindowsユーザーの契約書読解力には脱帽するしかない。

Windowsユーザーにとっては、この状況は空気の様にありふれているかもしれない。
が、私はLinuxユーザーである。
Linuxの世界では
clamAV ウイルス検出ソフトをいれたら、GPL-2ライセンス。
CUPSプリンタデーモンをいれたら、GPL-2ライセンス。
LinuxカーネルGPL-3だったか?
殆どのアプリが、GPLGPL互換になっている。
あるいは、相互に互換であることをLinuxディストリビューターが調査済みだ。
さすがにRADEONドライバは独自のライセンス。
http://www.calculate-linux.org/packages/licenses/radeon-ucode
でも、WindowsXPの日本語ライセンスよりはるかに短く、しかも読みやすい。
意訳「
このドライバをリバースエンジニアリングするな。
このドライバを他人に配布するときは、このライセンスでしろ。
このドライバが原因でなにか不利益が生じても、当社は一切無責任だ!


というより、一々
「このライセンスに同意しないとアプリが動きません!」
なんて面倒な事を、Linuxのアプリはしない。
だから、いくつものライブラリに依存するアプリも、コマンド一発で使えるようになる。
Windowsだと、アプリとは別にライブラリのライセンスにまで同意ボタンが用意されているものがある。
アプリ開発者はユーザーに、何通の使用許諾書を読むことを求めているんだ!?

そして、Linuxの流れを汲んでいるはずのandroidで今日私は、使用許諾書への同意を求めるアプリに当たってしまった。
androidの開発元であるGoogle
androidLinuxではない!」
といっていたが、確かに、androidLinuxではないようだ。