一人一党党

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トリプトファン供給源として麦飯は重要

ゼラチンタンパク質活用法 | プロテインマニア
http://www.p-mania.com/docs2/080_gelatine.html
「グラフを見れば分かるとおり、約90%という驚異のタンパク質含有率!プロテインも真っ青です。」

1kg入りのゼラチンなら、安いところでは2500円くらいで買えますから、タンパク質1gあたりの値段は2.8円くらい。
『肉体改造研究所(筋トレ&ダイエット』の『一番安いタンパク質源は?』で計算した粉末のプロテインのタンパク質コストが質1gあたり4~5円であることを考えると、かなり割安です。

など諸々の事情で、ゼラチンを大量消費する可能性に私は直面した。

タンパク質供給源として、ゼラチンには大きな問題がある。
ゼラチンタンパク質活用法 | プロテインマニア
同上
「ゼラチンの一番大きな短所は、なんと言っても必須アミノ酸の一つであるトリプトファンを全く含んでいないということです。」
これを解消するには、他のアミノ酸が少ない割にトリプトファンを多く含む物を食べればいい。

だが、これが意外と難しい。
調べてみると、大豆や牛乳は単体でのバランスが良い上に、少々トリプトファンの量が少ない。
アミノ酸スコアの合体技 | プロテインマニア
http://www.p-mania.com/docs/110_synergy.html
「魚や肉のようにもともをアミノ酸スコア100のものと他の食品を組み合わせても、単純に平均値が上がるだけで、プラスアルファの効果は得られないと考えられます。」
同上ホームページでは、トリプトファンの供給源として色々上げているが、ゴマや海苔はタンパク質が殆どないし、小麦・白米はトリプトファン以外の必須アミノ酸も多く、トリプトファン不足=他のアミノ酸過剰を解消できない。
ナッツ類は値段が高く、常食にはできない。

逆に言えば、常食可能なものから探す方が手っ取り早い。
ふと「押し麦」の原料である
大麦 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%82%AE
を調べてみると、トリプトファンアミノ酸スコアがメチオニン&システインに次いで高いじゃないか!
メチオニン&システインが一番多いのが気になるが、ゼラチンはメチオニン&システインも少ないので、多少は相殺されるだろう。

先に述べたように、殆どのタンパク源ではトリプトファンが不足気味だった。
現代人の食生活の合算アミノ酸スコアは、トリプトファン不足なはず。
ならば、ゼラチンとの相性だけでなく、現代の食生活に於いても、大麦の麦飯は重要となる。